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エドムンド・ボーフォート (第2代サマセット公) : ミニ英和和英辞書
エドムンド・ボーフォート (第2代サマセット公)[こう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
: [こう]
  1. (n,suf) prince 2. lord 3. duke 4. public 5. daimyo 6. companion 7. subordinate

エドムンド・ボーフォート (第2代サマセット公) : ウィキペディア日本語版
エドムンド・ボーフォート (第2代サマセット公)[こう]
第2代サマセット公エドムンド・ボーフォート(Edmund Beaufort, 2nd Duke of Somerset, 1406年 - 1455年5月22日)は、15世紀イングランドの貴族であり、百年戦争薔薇戦争における重要な人物である。サマセット伯ジョン・ボーフォートの3男でヘンリー・ボーフォートジョン・ボーフォートの弟。ヘンリー4世の甥、ヘンリー5世の従弟に当たる。従甥に当たるヘンリー6世の側近として権勢を振るったが、周囲の反発を招き薔薇戦争を勃発させた。
== 生涯 ==
若くしてランカスター朝イングランドの駐フランス軍の指揮官となり、1436年にの奪還に成功するとガーター勲章を受勲、次の勲功で1442年にはドーセット伯に、翌1443年にはドーセット侯に列せられた。さらに翌1444年、急死した次兄ジョンの後を継いで第4代サマセット伯になった。1444年から1449年の停戦期は駐仏軍の副司令官を務め、1448年に公爵とされサマセット公に叙せられた。
しかし1449年の再戦後、イングランド軍はフランス軍に対抗できない状況であり、1450年4月15日にイングランド軍はフォルミニーの戦いで大敗、8月にノルマンディーはフランスの手に落ちていた。この損失はヘンリー6世の侍従長であるサフォーク公ウィリアム・ドゥ・ラ・ポールの失脚をもたらした(その後暗殺)。サマセット公はイングランドに戻り、サフォーク公に代わってヘンリー6世の助言者としての地位を得たが、大陸での劣勢は覆せず、1453年にはカスティヨンの戦いで再び敗北、カレーを除いて大陸領を全て失い敗戦を迎えた。
その後間もなくヘンリー6世は神経衰弱に陥り、1454年に政敵であったヨーク公リチャード護国卿に任命され、サマセット公はロンドン塔に投獄されたが、翌1455年にヘンリー6世が回復したことで解放され、反対にヨーク公は護国卿を罷免された。サマセット公が復帰したためヨーク派ランカスター派と軍事衝突、サマセット公はヨーク派で政敵のウォリック伯リチャード・ネヴィルの奇襲を受け戦死した(第一次セント・オールバーンズの戦い)。これが薔薇戦争の発端である。
公位は長男のヘンリーと次男のエドムンドに引き継がれたが、それぞれ1463年1471年に戦死したためボーフォート家は断絶した。但し、次兄ジョンの娘で姪マーガレットが産んだ大甥ヘンリー7世1485年に薔薇戦争を終わらせイングランド王に即位、血統はテューダー朝に受け継がれた。また、ヘンリーの庶子で孫のチャールズ・サマセットヘンリー8世にウスター伯に叙爵され、子孫はボーフォート公となり存続していった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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